Toxic Works BLOG

JUNK IT YOURSELF
MARIN BIKES : NICASIO-SEカスタム手順

KUSTOM BICYCLE SHOPとして営業をしておりますが

常にお客さんから言われる事が一つあります

 

「自転車のかっこいいって言うのがよく解らない」

 

まあ自転車のジャンルごとにさまざまないじり方があって

全体の方向性・さらにパーツ類のセレクトなどがあります

 

初めて自転車を買う人はサッパリ解らないと思います

まあ相談してくれればカッコ良くは仕上げるのですが

 

ご自分でも理解していたほうが面白いかと

MARIN BIKES : NICASIO-SEを題材として

KUSTOMの手順をご説明してみようかと思います

 

 

まずはノーマル状態です

こういう全体画像で見ると悪くなさそうですが

完成車価格¥67000のモデルなので

各部パーツ類がやはりしょぼいです

 

後はノーマル状態で乗ると

世の中に同じ形の自転車に乗っているヤツが

たくさん居るってのも嫌な理由です

 

 

●●●●ステップ1●●●●

 

650bロードプラスタイヤを履いた

リジッドフレームな車体は

80年代などの往年のMTBを思い出させてくれます

という事で

 

ToxicWorksではKLUNKER風味に仕上げるのを推奨しております

こんなイメージです

タイヤサイズは26インチでカンチブレーキ

 

色々有るのですがこの車両に付いているような

BULLMOOSE BAR・ブルムースバーが特徴的でカッコイイです

 

昔のハンドルの固定部はフォロントフォークに刺さるような

クイルステムで

 

現代はフォークコラム部分が上に伸びているところでステムで挟んで固定する

アヘッドステムです

 

東京のBLUE LUGがアヘッド用の

ブルムースバーを発売してくれたので現代の自転車でも

付ける事が可能になりました

 

 

ハンドルなどのフレームに直接固定するパーツ類は

最初に取り付けておいたほうが良いです

 

ブレーキ・シフトケーブルなどの長さも変わってきてしまうからです

 

ハンドルを後で交換することになると

ワイヤーケーブル類もやり直ししなければいけなくなるので

工賃などが高くつくからです

 

アウターケーブルに色を入れたい場合もこのときにやりましょう

 

ハンドルをノーマルのブラックからシルバーに交換した場合

サドル下の棒の部分、シートポストもシルバーに変えてあげましょう

よりクラシカルなイメージに見えます

 

 

 

●●●●ステップ2●●●●

 

細かなパーツ類ですかね

定番はグリップの色を変えたり

レザーなどに質感を換えたり

 

サドルなどもレザーの物が有ったり

好きな色・高性能のものに交換したりします

 

 

次はペダルかな

4000〜15000円ぐらいまで値幅のあるパーツですが

7000円ぐらいから上の物は

恐ろしく回転性能が良い物が有ります

 

NICASIO-SEには

MKS 70周年モデルのBM-7 NEXTをお勧めしています

 

 

OLD BMXやOLD MTB・KLUNKER系などに人気のBM-7を

最高級のなめらかな回転性能にアップデート
トリプルシールドベアリング採用・ボディ鏡面仕上げ・アルマイトカラーの側板
ハイスペックに仕上げたNEXTモデル

 

 

言い方は悪いのかもしれませんが三ヶ島のような老舗の会社が

クラシック系のMTB/BMXテイストの高性能ペダルを発売してくれるなんて、

一昔前なら考えられない事ですが

 

ここ数年のBULELUGやサークルズなどの方々の頑張りなのかなー

なんて思ってたりします

 

 

フレームに付けるバッグ類なども自分にあったものを

選んだりするのも面白いです

 

 

 

●●●●ステップ3●●●●

 

ここからは性能を重視する部分です

一番難関であり一番違いを味わえる

 

WHEEL/ホイール&タイヤ・チューブです

 

自転車のパーツで高額な物はサイズの大きいパーツです

特にホイールはまさにピンからキリまで存在します

 

手組みホイールといって

ハブ・リム・スポークのホイールを構成するパーツ類を指定して

文字通り私が手で組み上げるって事も出来るので

セレクトの幅は無限大です

 

詳しくは『手組みのすすめ』を読んでみてください

 

 

 

 

そしてタイヤ・チューブもそれによって変わってきます

タイヤが太いので中のチューブを無くして軽くする

チューブレス化

 

もう少し簡単に軽量化できるハイテク素材を利用した

超軽量チューブを入れるなど(重量1/3)

 

価格帯は一番高価な部類になり

5万円〜40万円まで幅があります

 

ハイテク性能系・クラシックシルバー系など色んなスタイルがあり

NICASIO-SEならばやはりクラシカルに

 

ALLポリッシュな組み合わせで組んだりしたほうがカッコイイと思います

 

 

White Industries

 

 

VELOCITY

 

この辺のチョイスで組んだらかっこいいでしょうね

ざっくり10万円ぐらいかな

 

 

 

●●●●ステップ4●●●●

 

まあコンポーネントもグレードの低い物が付いているので

ホイールを変えるぐらいお金をかけるので有れば

 

変えた方が良いでしょう

 

シフトレバーをサムシフターにして

リアディレイラーをSUNXCDなどのシルバーの物などに変更する感じですかね

 

ギア比の問題などもありますのでその方の希望にあわせて

チョイスをする感じになるでしょう

 

 

 

クランクなどを変えるって言う手も有りますが

ここまですべてやるとかなりの高額なので

 

なにか別のフレームなどにステップアップしても良いかもしれません

 

 

 

ざっくりですがKUSTOMの流れとしては

こんな感じでしょうか

 

あくまでも例えなので

参考程度に考えてください

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車選び | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ドロップハンドル嫌い問題&スタイルの違い

最近もこの話になる事が多かったので

ひとつここらで説明をしておこうかと・・・

 

 

まずは自転車を買う場合に車種を何をセレクトするかという事ですが

街乗りからロードバイクまで幅広いです

 

静岡県中部では坂も少なく東西に長いので

比較的に中〜長距離乗れる物を選ぶと

 

自転車の楽しさを感じやすいと思います!

 

 

お勧めするのがロードバイク・ファットロード・DISCロード・など

変速付きのドロップハンドルのモデルが多いです

 

 

 

そこでみんな口を揃えて言うのが

「ドロップハンドルじゃなかったら買うんだけどな〜」っと

 

気持ちはよーく解ります

俺も最初はそうでしたから

「でも乗ってみると、すぐこっちの方が良いのが解りますよ!」

的な説明するのですが

 

見た目が嫌だって方に何言っても通じるわけ無いっす

そこで当店に来る方々が何故嫌がるのかというのを検証してみました。

 

 

まずはドロップハンドル=ロードバイクの皆さんの感じてるイメージを

オートバイで説明してみます

 

 

オートバイで言うとフルカウルにつなぎ見たいなイメージ

 

 

ラフな服装でもこんなイメージなのかな?

 

 

 

ToxicWorksに来店される方々が

カッコイイと思うイメージは

 

アメリカンバイクなどに代表されるようなイメージ

 

 

 

服装もラフにワイルドな感じとでも言うのか

 

 

 

カスタムハーレー乗りたいやつに国産のフルカウルのほうが早いから

こっちにしろって言ってるイメージに近いんでしょうね

 

 

ただし自転車というのはエンジンではなく人力です

人間の力で動かす=運動になるので

 

漕ぎやすい・スピードが出やすい形ってのは設計上

決まって来てしまいます。

 

BMXでロード並みの移動性能を求められても

そりゃ無理って事になるのです

 

 

で皆さんのロードバイクに対するイメージは

ジャージにメット・ビンディングシューズ

 

 

 

トレーニングをしたい訳じゃないしカッコよく乗りたいのに

これじゃ乗りたくないって気持ちも解らないではないですね

 

 

ピストバイクブームがあったのは

上記のようなトレーニングイメージとは真逆の

スタイリッシュな街乗りイメージが根底にあったからだと思います

 

 

 

見た目のイメージ的にはドロップハンドルはNGだけど

この写真のようなブルホーンバーみたいのは

なんかカッコイイと思う方が多いです

 

 

ただここで1個問題があるのが

ピストバイクのようなギアの無いシングルスピードモデルでは

 

田舎静岡県を楽しめないって事です

 

都市圏のように街から街の移動距離が短くて

ちょっと行けば何でも有る場所とは違うので

 

ある一定の距離を漕がなければ

面白い物に巡り合えないってトコです

変速ギア必須ですね。

 

 

じゃあロードバイクのハンドルを上記の画像のような

ブルホーンバーとかに変えれば問題解決じゃねーかと・・・

 

 

 

 

そこが大きな問題でロードのギア変速は

デュアルコントロールレバーと呼ばれる部品です

 

ドロップハンドル用のブレーキレバーの

レバー部を左右に動かすと変速できるような仕組みになっております

 

 

この部品は高価&便利なので

そのまま使いたいのであります

 

しかしながらブルホーンバーに付けると

 

 

なんかダサくなるのと、ケーブルの取り回しが悪かったり

ブレーキの引きしろがハンドルに当たってしまったりで

微妙な仕上がりになります

 

何とかならない物かな〜っと考えまして

無いなら作れば良いんじゃないかと

いつもの悪い癖が発祥しまして

 

暇過ぎてブルホーンバーのSTI化を色々考えて散らかしている #bullhornbar

mamiyaさん(@toxicworks)が投稿した写真 -

 

 

デュアルコントロールレバーを付けても

違和感無くカッコイイ

ブルホーンバーがあれば、ドロップハンドルを毛嫌いする

初心者の方にも見た目の抵抗無くロードバイクなどを

選んでいただけるのではないかと!!

 

 

ハンドル交換とワイヤー類の加工のみで

変更可能なので納車時に変更するにしてもリーズナブル

 

乗る距離が伸びてドロップハンドルに戻してみたくなっても

そんなに金額がかからず変更可能

 

 

あとはうまく良いものを作れるかですね・・・

現在試作に入ろうとしてますので

ちょっとお待ちくださいませ

 

ナイスな形に仕上がったら

NITTOさんで量産したいな〜などと

夢を見ながら頑張ってみます!

 

報告をご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車選び | 18:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
WOMEN'S BEST BUY 自転車?
暖冬とはいえこの時期の自転車屋は、例年通りまあ暇ですね
それでも店頭を覗いてくれる方は居るのですが

ここ最近は女性の方が多いですね〜

どんな車種が良いか相談していると
大体出る言葉が「スカートで乗れますか?」

ファッション的なことだけではなく
スーツで出勤される方などには重要な問題だそうですが

大体の自転車がトップチューブがまっすぐ在るので
スカートなどは厳しいのです




そこで女性向けのフレームの形というのは

MIXTE ミキスト型となるわけです

もともと男性向けであった自転車の形を男女共用のものとして
女性でも跨ぎやすいようにハンドル部からサドル下までつながる
トップチューブを細い二本のチューブにし、
ハンドルから後輪まで一直線につないだフレームを言います


当店でも色々な型のモデルが有ります

クラシカルなRINDOW BIKES ミキスト



太めなタイヤを装備した HOB 1




上記の2台もお勧めなのですが
2016一押しなのが
CHARGE BIKESの GRATER MIXTE シリーズ





上から
シングルギアモデル外装8段モデル内装8段モデル

特徴はなんといってもスタンドオーバーハイトの低さです
驚異的な36cmです

155〜160cmぐらいの方なら
ひざ下ぐらいの高さで跨げてしまうって言うのはすごいです!




そして軽いです
シングルギアのGRATER MIXTE 0の重量7.9kgです

この軽さなら女性の方でも簡単に自転車の持ち運びが可能です




先日納車した車両には
お客様の希望でフェンダーを取り付けてみました





用途に応じて
キャリアなどを追加してパニアバッグなどを装備しても良いですし

このようにフェンダーでドレスアップするのも素敵ですね




これは外装モデルですが
こいつをベースに色々とカスタムしても面白そうですね

38cぐらいの太いタイヤ履かせて
ハンドルの形状変えて・チェーンケースなどをつけても合いそうです!


まずは実物を店頭で確かめてみてください。



それと7周年GOODSを色々と製作中です
本日はCAPが出来てきましたので
 

そしてツバ裏「BICYCLE」プリント出来ました! #toxicworks #bicycleshop #toxicworks7thanniversary

mamiyaさん(@toxicworks)が投稿した写真 -



是非CHECKしてみてください!

7周年GOODS WEB SHOPはこちらから

 
自転車選び | 20:03 | comments(1) | trackbacks(0) | -
7周年にて思う自転車入り口問題
なんと明日2/7でToxicWorks 7周年でございます!

ノリと勢いで始めたこの店も7年と思うと
考え深い物が有ります

明日は是非皆さんお店のほうにお立ち寄りください。


7周年を記念してNEW LOGOのキャップなどを製作してますので
(デザインタイミングたまたま合ったのでこじつけw)
しばしお待ちを








7年目にして思うことは
「結局自転車って何なのよ?」

ガチンコレース車以外のものはある程度の車種は
触って来たつもりです


個人的には
「使用目的に合った車種で自己の思い描く
カッコイイ(最近はセオリーを持ちつつ)を
ちゃんとしたフレーム&パーツをセレクションして作り上げ
乗ることにより楽しむ道具」
って解釈になって来たかな




けっして乗りもしない高級ブランドのロードを
所有しているのを
自慢する為の物でもなく

作りが粗雑なのを理解しようともせずに
雑誌に出てるからって理由で
大枚叩いて買うとかでもなく

会社の先輩に無理やり
コレに乗れって車種からブランドまで
押し付けられるのでもなく

自転車を乗っていない奴らに
呪文のような専門用語を並べて
偉そうにジオメトリー論を語って
威張るためでもないです。


上記は普段溜め込んでるストレスですので
当てはまるような方は俺がストレスでハゲる前に気を付けましょうwww



見ていると、どう楽しんだらいいのか解らないって方が多いのかなー
レーサーを否定するつもりは全くありせんが

あくまでもこれからスポーツ自転車を始める方に向けて解りやすく言うと
べつに100km走るのが正解でもなく
ストイックにトレーニングに励むのが良いって訳でもなく

楽しけりゃ何だっていいです!


コレに尽きるかなと
べつに飯食いにちょっといつもより遠くまで漕いでみるとか
天気がいいから目的も無く景色のいい道をだらだら流すとか
もっと気楽にホビーな感じで使って頂けると当店としては幸いです!

マニアックスな世界はその後でゆっくりとw


とはいえ俺もなんとか楽しんでもらいたいが為に
やれこのブランドはダメだ!とか
この車種だとあなたの使い方には合わないから止めろだとか
まあウルサイですねw

結果少し当初の予定金額より購入額が跳ね上がったり
うるさい店だなーっと他店で買って超失敗したりなどが
よくある感じですね



そこで今年は少し原点回帰で
お金をあまりかけずにそこそこカッコイイ
それなりに使える様な
完成車をファーストバイクとして提案する

って事で早速一台組みました



CHARGE BIKESのクロスバイクGRATER 1です
コレをベースにハンドル変更とタイヤを太い物に変更







少し見た目がKLUNKER風になって
普通のクロスバイクじゃ見た目が嫌って方なんかでも
すんなり乗ってもらえるんじゃないかと

乗って楽しくなって、もっと上質な物に乗りたい願望が出たら
フレームを載せ変えたりすればよろしいかなと
まずは乗って遊んでください!

7周年価格で上記のGRATER 1を¥68,000で販売します!
早い物勝ち!



久々長々と書きましたが
ようはもっとフランクに自転車を楽しめるような
そんな土地に静岡がなってくれれば良いなーっと

それでもう少しまともに食えるようになりたいですw

8年目もよろしくお願いします!!!!



ToxicWorks代表 間宮貴志



 
自転車選び | 14:10 | comments(0) | trackbacks(0) | -



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