ここ最近組んでいた物がついに完成いたしました!
古い関根自転車の実用車のフレームを使い
日本製フレームのKLUNKERを作りたいなーと始まりました
古いJUNKノリなパーツ類で固めて
駆動系などはしっかり高性能な新しい物で
しかもホイルサイズは650b(27.5インチ)で!
フレームの年代は下記サイトの物とバッジなどが一緒なので
1950年代の物かな?60年ぐらい?
http://yaplog.jp/komawari/archive/824
関根自転車
大正12年(1923)関根忠蔵氏により創業(自転車販売業)。
昭和23年(1948)(株)関根工場設立。
昭和26年(株)関根自転車工場、
昭和46年(1971)(株)セキネインダストリーズ
昭和55年(1980)セキネ自転車(株)に社名変更。
工場は昭和34年には荒川区三河島町にありました。
昭和57年(1982)2月、山口自転車に経営参加。
既にセーラー万年筆(株)の資本が入っていた関係で、
セキネ、山口とも、蓮田市のセーラーの事業所内に本社を置くことになりました。
昭和58年10月、三和自転車工業(株)に社名変更。
新たに販売会社のセキネ自転車(後のセキネサイクル)が
設立されました(『自転車産業年鑑』による)。
三和自転車工業は他社のOEMも手がけていましたが、
平成20(2008)年3月に倒産
まず最初の関門はフロントフォークです
27.5×2.1ぐらいのタイヤを嵌めたかったので
元々のフォークでは全く入らないのが解っていたから
ご近所のビルダーさんに作ってもらいました
フォークの肩はCHRONOの折れたフォークから採取
そしてDISCブレーキ仕様に!
JUNK的な寄せ集め感出すために
フレームカラーと同色にせずRAWカラーで
ハンドルバーはRENTHALのオートバイ用を使用
ステムはいつ買ったのかも忘れた22.2MM用のダブルクランプの物
ブレーキレバーも謎の代物
刻印とかも無いからブランドが解らないけど
DIA-COMPEとかの古いのなのかなー?
片方は折れていて、もう一方はひん曲がってるので
曲げ修正してから左右長さ合わせてCUT
そして削って整えると
アジャスター部のゴムパーツが生きていたのが奇跡ですね!
古いゴムパーツがまともな状態で残ってるとテンション上がります
このレバーもいつから持ってるのか謎・・・
サドルはハズシでFUNNの90年代感漂うデカイヤツ!
レザーサドルなどを選びがちだが
あえて微妙な年代の微妙な大きさをセレクトしました
クランクはSUGINO MAXYの3アーム
これも高くは無いけどあんまり出てこないかな
SHIMANOの3アームも持ってるけど、それは私の物だから無理
ペダルも色々候補があったのですが
とりあえず三ヶ島のBM-7復刻にしておきました
いつかはマグネシウム!
ホイルは先日のBLOGにも書いた
32年前のDURA-ACE FH-7400ハブに
2017年のabsoluteBLACKのナローワイドなSingle Speed COG仕様
27.5サイズでポリッシュな男前のリムでございます
タイヤ・リム共にチューブレスにも対応なので
乗り始めたらその内にチューブレス化しましょう!
フレームのエンドは126MM×軸9MMハブと規格がまったくあってなかったので
ステンレスの段付きカラーを追加
そしてクイック用のチェーン引きで引っ張ると
リアブレーキも台座を溶接など悩んだのですが
微調整がかなり必要そうだったので
懐かしのUブレーキプレートでODYのブレーキにしました
スポークでスプリングを自作してリターンをしっかり動くようにしました
タイヤのクリアランスぎりっぎりなので
プレート自体も切って削って加工しまくり
固定用のパイプバンドだけがあんまり納得いかないんだけど
他に代用できる物ないので目をつぶりました
ヘッドセットのロックナット部も
古いもの寄せ集めてグチャッと感を
ブレーキのアウターケーブルはもちろん
[Velo ORANGE] Retro-Style Stainless Woundケーブルキット
コレは外せませんね!
ふーっと長くなったので
完成画像などはまた次の記事にあげまーっす。